キャラバン研究会-記録-04-函館西高校

第４回キャラバン研究会（函館キャラバン）†

１　主　催　北海道高等学校教育研究会情報部会

２　日　時平成２０年１０月１８日（土）１３：００～１６：２０

３　会　場北海道函館西高等学校

４　日　程
　１２：３０～１３：００　受付
　１３：００～１３：１０　開会式・オリエンテーション
　１３：１０～１４：３０　ワークショップ１
　１４：３０～１４：３５　休憩
　１４：３５～１５：５５　ワークショップ２
　１６：００～１６：２０　情報交換会・閉会式

ワークショップ
（１）「マインドマップ　～アイディア創発と系統的整理～」
ファシリテータ　札幌北高校　　奥村　稔　教諭

（２）「"NetCommons"を利用した、１時間でできるコミュニティサイト作り」
ファシリテータ　札幌稲北高校　加藤　誠　教諭

５　参加者人数

	人数	備考
参加者	14
スタッフ	3

６　ワークショップの内容

（１）「マインドマップ　～アイディア創発と系統的整理～」
　　　　ファシリテータ　札幌北高校　　奥村　稔　教諭
　

　ワークショップ１では、最初にマインドマップの定義やソフトウェア「FreeMind」の基本操作から便利な機能について学んだあとに、設定したテーマについてマインドマップを製作してみるところから始まりました。
　作ったマップは２、３人のグループを作り、相互に見せあいました。同じテーマでも他人と同じマップはできません。自分と他人は違います。その差異を可視化することによってコミュニケーションというものを理解する手助けになるということについての理解を深めました。
　最後に、実際にマインドマップを学習のどのような場面で活用できるか、自分の担当する教科の指導案をマインドマップで製作し、それについて２、３名のグループに分け、プレゼンテーションを行いました。

（２）「"NetCommons?"を利用した、１時間でできるコミュニティサイト作り」
　　　　ファシリテータ　札幌稲北高校　加藤　誠　教諭

　
　ワークショップ２は、学校現場でも活用されはじめているNetCommonsのについて、新しいバージョン2.0の機能などの説明を聞き、さらに実際にNetCommonsを操作することによって、学校に導入するメリットを実感できました。
　実習では、Webサーバ、データベースサーバなどのインストールから、NetCommonsの設定までの作業方法についても学ぶことができ、校内(外)にCMSを運営するメリットを実感できるワークショップでした。

７　情報交換会

ワークショップ１
- Q　フリーマインドの教科「情報」以外での例
- A　北海道の学校現場での認知度はまだ低い。しかし、ビジネス現場では注目度も高いのでこれから普及していくのではないか。北海道外の例であれば「総合的な学習の時間」や「理科」「社会」でノート代わりに利用している学校もある。
- 補足
  現在使用している、教科「情報」の学習指導要領をマインドマップ化してみたことがあるが、項目の記述抜けを発見した。箇条書きの方法では見つからなかった問題を見つけることができた。マインドマップを身につけるメリットはある。そのためにも、普段からマインドマップを使い、「使いこなす」能力を身に着ける必要はあると思う。
ワークショップ２
- Q　校内にある授業用サーバには、WebサーバとしてIIS、データベースサーバとして、MySQLが稼動しているが、NetCommonsのインストールは可能か
- A　動作している現在のWebサーバ、データベースサーバの環境にNetCommonsのインストールは可能である。その場合は、今回使用したXAMPPのインストールは不要になる。
- Q　教育現場におけるNetCommonsは、今後どのように普及していくか
- A　教育現場での採用は着実に増えてきている。特にバージョンが2.0になってから、レイアウトの自由度も飛躍的に上がり、ソフトウェアの魅力はさらに上がったと思う。

８　当日の様子
　