研究テーマとその考え方

令和2(2020)年度研究テーマ趣旨説明文

 学習指導要領の改訂に伴って「社会と情報」と「情報の科学」は一つの「情報機廚謀合され、すべての学校での履修がこの科目で統一されます。これまで「社会と情報」を選択してきた学校からすれば、情報の科学的な理解への比重が高まる「情報機廚蓮△箸討睇澣錣高く感じるものかもしれません。さらには、情報についての知識や技術の習得のみならず、問題の発見と解決に向けて適切かつ効果的に情報技術を活用する力を育むことを、「主体的・対話的で深い学び」の中で実現しなければならないのです。

 このような私たちをサポートするために、文部科学省から教員研修用教材が公開されました。とても丁寧に作られており、確かに私たちにとってはありがたい存在であることには間違いはありません。しかし、そもそも圧倒的な量と質の「情報機廚瞭睛討髻△海譴世韻僕蠅辰銅分のものとすることには無理がありますし、さらにそこからそれぞれの学校に相応しい具体的な授業をデザインしなければなりません。これはまさに、私たち自身に課せられた問題解決のそのものだと言えましょう。まず、このことに私たちは気付かなければなりません。

 こうした状況の中にも希望はあります。北海道教員採用試験で本年度初めて情報科教員としての採用がありました。情報教育を担う人材が新しく誕生することは、とても大きな刺激であり希望です。 小中学校でも活発です。私たちが主催するものも含めたプログラミング・ワークショップに、数多くの参加者を見るようになりました。とても強い熱意と意欲を感じます。小中学校での新しいカリキュラムは来年度から段階的に実施されるからという理由はもちろんあるでしょうが、その経験を深め学ぼうとする前向きな姿勢は、私たちが理想とすべき姿と重なります。

 ある経営学者の言葉に『変化はコントロールできない。できるのは、変化の先頭に立つことだけである。』というものがあります。この、「変化の先頭に立つ者」のことを、チェンジ・リーダーと呼びます。変化することが常態である今日では、変化はリスクに満ちて私たちに悪戦苦闘を強いるものです。しかし、チェンジ・リーダーこそが急激な社会構造の変化に耐え、それを乗り越えてよりよい社会を実現する存在なのだと言っているのです。

 もちろん私たち皆がチェンジ・リーダーになれるわけではありませんし、なる必要もありません。私たちにとってのチェンジ・リーダーとしての本質は、変化に対応する構えを確かに持ち、子どもたちと共に知的好奇心を大切にし、学びを通して変革への成功体験を重ねることなのではないでしょうか。このことが、これからもますます進展して複雑化する情報化社会において、変化のリスクに向かって果敢に挑戦する勇気と力、そして確たる根拠を与えるはずです。

 今私たちに必要なのは、前に踏み出す勇気とオープンマインドであり、それこそが私たちが子どもたちに伝えたい学びに対する姿勢なのだと考えます。

 以上を提案趣旨として、令和2(2020)年度の研究テーマを次のように示します。

「学びの本質を求めて、変化と向き合う勇気を持とう!」(Let’s Begin Anyway !)


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Last-modified: 2020-05-04 (月) 14:34:46 (97d)