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[[キャラバン研究会]]
+日 時:平成25年8月7,8日
+会 場:札幌北高校
*ワークショップ [#p86ad77b]
〔8月7日〕
**1 コンピュータ教室のLANの設定の確認 (札幌英藍高校 教諭 梅田 充)[#l0f4d694]
|#ref(DSCF2078.JPG)|PC教室にあるサーバやPCの設定に関して、知っておくと便利な知識を基本的な部分から解説した。GUIだけでなくCUIを使った確認の仕方に関しても触れた。ユーザ管理など、一括して処理できると作業が大幅に効率化できるものもあり、年度更新にも役立つ内容であった。|
**2 WindowsサーバとWindowsクライアント環境を利用したアプリケーションの活用(札幌英藍高校 教諭 鶴間 伸一) [#r80cdb41]
|比較的簡単に設定のできるmailサーバやwebサーバを構築し、設定を行う中で基本的な知識の解説を行った。また、LANを用いてリアルタイムでアンケートの集計を行うアプリケーションを紹介し、授業での活用方法に関しても実例を挙げながら実習を行った。また、パケットフィルタリングについても教室内で実装できるアプリケーションを紹介し、原理を分かりやすく解説しながら実習を行った。|#ref(DSCF2083.JPG)|
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〔8月8日〕
**3 USBメモリにインストールされたLinuxの基本設定と操作 (旭川藤高校 教諭 鎌田 亮樹)[#r6267a96]
|#ref(IMG_3057.JPG)|ubuntuをUSBメモリにインストールして、その中に授業で活用できる環境を作るワークショップは今までにも何度か行ったが、今回は入門編ということで、基本的な設定やアプリのインストールに関して解説した。途中ネットワークの不調もあって中断してしまう不運にも見舞われ、スタッフ一同冷や汗をかいたが、無事に切り抜けてワークショップを続行することができた。ワークショップの最後には実際に鎌田教諭が使っているというパケットフィルタリングの設定例も提示された。|
**4 実際の授業利用を想定したWindows環境とLinux環境の共存と効果的な利用方法 [#h51388d7]
***Twitterクローンの利用と設定(札幌英藍高校 教諭 鶴間 伸一) [#f2dcf010]
|高校生を中心に多くの若者が利用しているLINEやtwitterなどのSNSについての基礎的な用語を確認した後に、安易な書き込みがトラブルになるケースについて、twitterクローンとbotを使った環境を構築し、実感的なネットワークコミュニケーションの実習を行った。授業でこのような実習を行うには本物のSNSサイトはインターネット上に公開されているために実際の利用には踏み切れない。今回のようにUSBメモリの中に環境を構築しておいて、教室内の閉じたネットワーク内で擬似的なサイトを立ち上げることで安心して実習を行うことが可能になる。bot自体は単なるプログラムではあるが、今回のワークショップではこのbotを活用することよってコミュニケーション能力を高められることを狙った学習活動が紹介された。|#ref(IMG_3053.JPG)|
***Processingの利用と授業への活用(帯広緑陽高校 教諭 前田 健太朗) [#zcc5af13]
|#ref(IMG_3067.JPG)|近年よく見かけるようになったプログラム言語であるProcessingを取り上げ、比較的簡単に様々なプログラムを作成できることを例題を通じて段階的に深めていった。Processingは取り組みやすいだけでなく、絵や音を極めて容易に扱うこともできるため、身近な事象をプログラミングで表現するのに適していると言える。今回のワークショップでも、数学や物理で応用できそうな例をいくつか挙げて、情報と他教科との連携の可能性を感じることができた。ネットワークの仕様から大きなファイルをダウンロードできず、やむなくLANの内部のファイルサーバを利用したが、それでもデータのコピーには随分と時間が必要であることも判明した。授業の下準備にも時間と工夫が求められるということを改めて思い知らされる。|
***シンキングツールの授業への活用(札幌北高校 教諭 奥村 稔) [#y8fc7ca1]
|アイディアをまとめるツールとして情報部会で長く利用されているwikiの使い方の初歩的な部分を説明し、練習の題材として今回のサマースクールの感想をまとめることを取り上げ、文書整形の実践を行った。文書整形をがある程度進んだところで奥村教諭のプレゼンテーションにより、アイディアをまとめ、発表するための幾つかの方法を紹介した。古くから知られているものから、新しいテクノロジーまでを幅広くカバーしていた。~iPadとロイロノートの組み合わせで、昨日からのワークショップの様子をプレゼンテーションの資料として短時間でまとめてしまうというライブパフォーマンスに近い技も披露され、今後のプレゼンテーションの方向性について新たな可能性を感じることができた。|#ref(IMG_3100.JPG)|

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