ワークショップの概要2011

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ワークショップタイトル内容ファシリテータ
WS1:
ネットワークとセキュリティ
Ubuntuを利用したセキュリティ入門Linuxディストリビューションとして一般ユーザにも非常に人気の高いUbuntuを利用して、ローカルマシンやネットワーク上におけるコンピュータセキュリティについて学習します。
Windowsマシンに影響を与えないために(もしくはWindowsマシンが動作不能の場合でも利用できるよう)USBメモリにUbuntuをインストールし、セキュリティキットを作成、これを活用していきます。UbuntuではWindowsマシンや壊れたファイルを救出することができる様々なツールが利用できます。しかし、これは一方でハッキングツールとして悪用される恐れもあります。これらのツールの利用を体験しながら、授業で活用する視点から、有用性と問題点を考察します。
コンピュータの操作が得意ではない方も、問題なく参加できる内容ですが、参加には以下の条件があります。

1.USBから起動が可能なコンピュータをご持参願います。(ここ数年に発売されたコンピュータであれば問題ないと思います。持込が不可能な方はあらかじめお知らせください。出来る限りこちらで用意します。)

2.参加に別途1,000円が必要です。(8GBの高速USBメモリを使用します。あらかじめこちらで用意させていただきます。)
鶴間 伸一
(北海道札幌篠路高等学校)
WS2:
セキュリティと情報モラル
ネットを活用した情報モラルの授業づくり(1)プロフィールサイトを作ってみよう
プロフィールサイトに個人情報を掲載して指導される生徒は少なくないと思います。そこで、プロフィールサイトにどんな情報を掲載するといけないのか、その悪い見本を作って生徒に指摘してもらう、という教材を作ってみましょう。

(2)「生の声」を生徒に伝えよう
 個人情報が流出したことによる被害は多々あります。そこで、一般論やたとえ話ではない、インターネット上にある、実際に被害にあった人の「生の声」を生徒に見て感じてもらう、という素材を探してみましょう。その際、いくつかの「生の声」を採取し、それをどんな順番で、どんなコメントを添えながら生徒に訴えるか、というストーリーボードも作成します。

(3)既成のネット教材を使って見よう
 インターネット上には情報モラル教育に使える教材がたくさんあります。その中からいくつかを取り上げ、実際の授業案を作成します。
 最後には、それぞれの作った授業案を発表し、授業のネタを共有しましょう。
梅田 充
(北海道札幌拓北高等学校)
WS3:
ポスターセッション
ポスターセッションで授業実践を報告し合おう昨年度の高教研でも、ポスターセッションについてのWorkshopが杉本先生をファシリテーターに行われました。今年度はポスターセッションを学ぶことを目的とするのではなく、ポスターセッションを通して、皆さんの授業実践をお互いに報告して、他の方から授業改善のアドバイスをもらったり、他の方の授業を参考にして次年度の授業に活用することで、日頃の授業に役立つようなWorkshopを企画しました。

授業実践報告というと、形式的で堅苦しい発表をイメージしがちです。しかし、ポスターセッションは発表者と聴衆が近い距離でインタラクティブに発表や意見交換ができます。
教科「情報」がスタートして9年が経ちますが、この間ずっと情報の授業を担当し続けてきた方は少数で、多くの人が未だに手探りで授業実践しているのではないでしょうか。

そこで、皆さんが普段の授業で工夫していることや困っていることなどをお互いに情報交換、共有することで、よりよい授業実践のアイデアを考える機会にしたいと考えています。

なお、授業実践報告に必要な図や写真、表、グラフなどを事前に用意してください。当日の参加者数から未確定ですが、可能でしたらパソコン(パワーポイント)を用いてポスターの作成をしたいと考えています。また、手書きによるポスターの作成となっても、図や写真、表、グラフを印刷してポスターに貼り付けることを考えています。図や写真、表、グラフはパワーポイント(拡張子ppt)のデータとして用意をお願いします。(作成するポスターの枚数は最大でも10枚までを予定しています。)

多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
前田 健太朗
(北海道帯広緑陽高等学校)

杉本 式史
(北海道札幌平岸高等学校)


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Last-modified: 2023-03-28 (火) 21:32:53