2017年度教科別研究集会ワークショップ一覧†
本年度の教科別研究集会のワークショップは
Ａ＋Ｂコース（90分×2）とＣコース（180分）の2コースのいずれかを選択していただくことになります。
Ａコース 『情報技術を用いた問題発見・解決の手法や過程に関する学習』を手軽に実現！〜Windowsとブラウザだけで十分！〜
ファシリテータ 札幌英藍高校 鶴間 伸一†
新しい学習指導要領で新設される答申の中に、『情報�機戮瞭睛得睫世箸靴董悒灰鵐團紂璽燭砲弔い討遼楴租�な理解に資する学習活動としてのプログラミングや、より科学的な理解に基づく情報セキュリティに関する学習活動などを充実するとともに、統計的な手法の活用も含め、情報技術を用いた問題発見・解決の手法や過程に関する学習を充実する。』という文があります。では実際にどんな授業をするべきなのか？何が出来るのか？悩むところだと思います。このワークショップではＣコースで扱われるプログラミング以外の、情報セキュリティ・統計的な手法の活用・情報技術を用いた問題発見解決に焦点を当て、Windowsマシンに元々用意されているソフトウェアとブラウザだけで、どんな授業が可能なのかを検証し、新しい授業を考えていきます。†
Ｂコース 超初心者向けWindowsネットワーク入門
ファシリテータ 札幌英藍高校 梅田 充†
パケットを見たことがありますか？普段なにげなく説明しているパケットですが、その実物をみることはあまりないことと思います。このワークショップでは実際にネットワークを流れるパケットを捕獲し、その中身を解剖します。またIPアドレスやDNSに隠された秘密やルータが実際に行っていることなど、ネットワークの基礎の中のとことん基礎の部分について解説します。また、実際にWindowsネットワークを運用していくときに便利なテクニックについても紹介する予定です。†
Ｃコース ピュアなコードは本質的で本格的 〜基本処理構文だけでするモデル化とシミュレーション〜
ファシリテータ 有朋高校 奥村 稔†
書店に行く度に増えている、プログラミング言語Pythonの関連書籍。当初は専門的なものが多かったが、最近は初心者向け、それもユニークなアプローチをしたものが増えている。「プログラミングを専門としない人が、自分の専門領域で容易に活用できる」、そんな謳い文句が認知されてきたと言える。情報科における専門性は、情報を正しく理解し社会に主体的に関わる態度を養うこと。そのためには、子ども騙しではなくそれでいて、シンプルで書きやすく理解しやすい言語が求められる。問題をモデル化して、プログラミングによるシミュレーションによって解決する。データを統計的に処理し可視化する。プログラミングの学習が、カリキュラムの広範をカバーできることを示そう。†
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