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***山中部長より開会にあたっての挨拶 [#u374032a]
+教科「情報」担当の教師にアンケートを実施し、結果をまとめて話し合いを積んだ
+だが、結果はなかなか見えてこない
+教師の直接の話し合いの場を作ったら良いのではないだろうか、と意見交換会が始まった
*自己紹介 [#q1126ed8]
各自自己紹介を行う。座席表も自分で作りましょう。
*趣旨説明他 [#u701e9b1]
-教科「情報」の充実と発展を目指す。
-全国4カ所で地域意見交換会を開いた(大阪、金沢、札幌、福岡)
--1月31日(日)に東京でオフラインミーティングを行う
--CECとしてトータルなミーティングを行いたい
--オブザーバーも多数参加予定
-CEC成果発表会(3月13日、14日)も開かれる(教育の情報科推進フォーラム)
-CEC事業の推移について説明
-DSSとはData Security Standard
-教員の活動を全国的な活動に結びつけたい
-情報教育においては小中の活動も高校に結びつけなければならない
-情報教育は学校だけに任せてはいけない
-MTMはMy Town Mapコンクールのこと
-情報教育の必要性
--初等、中等教育での重要性
--現在体系だった教育がまだ成り立っていない
-情報科が他教科で実現できない部分を取り込める可能性を持つ
-小中、中高の間にあるギャップは、どうにかしなければならない
-情報活用能力の実態が理解されていない
--管理職からは理解されている割合が高い
--同僚からは理解されていない割合が高い
-CECとしては情報を応援したい
--応援プロジェクトの立ち上げ
-情報化月間2009パネル討論の実施

*意見交換 [#d4d62d6a]
**論点 教科「情報」の充実と発展のために [#g8d912ac]
***北海道での活動の現状と課題について(地域側からの紹介) [#z4a46e61]
-篠路高校鶴間教諭から現状説明
--北海道は距離的に隔たりが大きい
--キャラバンを実施し、オフラインの交流を行っている(ワークショップの実施等)
---キャラバンにより地域の実情が分かる部分も多い
--学校での取り組みは吸い上げにくいのが現状
---より具体的なアンケートを実施しても3分の1程度の回収しかできていない
--北海道では若手が多い(特に地方の学校)
--何をしたらいい?手探りしながらOfficeの授業に終始しているのか。
--就職に有利に働くように資格取得を中心にした取り組みを要求される(商業科の身代わり)
--人材不足のため仕方なく情報を担当している教員も少なくない
--組織的に授業内容の監査を行うこともない
--情報科はOfficeとモラルだけをやっていればいいという偏見もある
--情報科教員の採用が無いため、新卒は他教科の免許を取得しなければ採用されない。
--掛け持ちはやめてもらうしかないだろう。金沢でも同じ内容が出ていた
--他教科や管理職からの学習指導要領を逸脱した授業の強要するのは異常
---CECとしても是正に向けて取り組みたい
--なし崩し的にやらされている現状もある
--学習指導要領を熟知していない、軽視している傾向が強いのでは
---未履修問題や、情報の必修除外の意見も出ているのがその証拠である
--制度的な問題もある
--キャラバンのバックグラウンドをお聞きしたい
---予算は高教研教科研究会での企業協賛が原資
---全道を4つのブロックに分けて年に2回実施している
---20人前後の参加
---実施すると地域の温度は2度ほど上げられる(と思う)
---当初の参加者よりも増えつつある
--キャラバン研究会の活動内容は?
---評価、CMS、指導案作りなど
---他教科の教師も参加してくれるようになっている
--開催地の決定は?
---地元からの要請があればできる範囲で応える
--他教科にも開かれたキャラバンであれば誤解も解消できるだろうし、広がりもでるだろう
--どんな要望が多いですか?
---学習指導要領
---アプリケーション(フリー含む)の紹介
---モラルやセキュリティ、ネットワークに関するもの
--参加者の感想は?
---ほとんどの人が勉強になったという
--校内だけでまかなえない研修がキャラバンで実現しているのは素晴らしい
--大阪では情報での採用もある

***新学習指導要領の実施に向けての懸案、課題、取り組みについて [#s3f3834c]
-札幌北高校奥村教諭から
-教育センター加藤主事から
--どちらを選択するかのワークショップを行った
---情報の科学は難しいのではないか?という人が存在する
---同一学年2単位の展開が難しいという学校(超進学校)もある
--情報教室での授業展開
--Officeの授業が中心になっている教師は今後どのような授業を行うのだろうか?
---Officeの指導は中学校での格差もあって外せない現状もある
---郡部の中学校では教員が正規の免許を持っていないケースが多い
---コンピュータも満足できるものが揃っていない学校もある
--大阪では中学校との交流を望んでいるが北海道でもニーズはあるのか?
---希望はあるが実現させるにはコストが掛かりすぎる(プロトコルの違いがある)
--二つの新科目は分けようとするから難しくなる。「社会と情報の科学」にしてしまえばいいじゃないか。
---ほっかいどうではこれを「骨太の情報科」と呼ぶ(奥村談)

***教科「情報」が育てようとしている生徒の能力感(≒「情報」についての学力)について [#q33e0bd8]

-実際の評価はどうしている?
--情報科は学力を付けることのできる教科である
--社会人基礎力を付けるにも適した教科である
--情報科はプロジェクト型の授業を組み立てやすい
--毎時の学習目標があり、これにどれだけ近づいたかが観点別評価である
--評価の観点はあらかじめ公表しておく
---評価基準に当てはまらない物は主観的に良いと感じても評価の対象とはしない
--相互評価をさせる
--ペーパーと実技をどれくらいの比率でみる?
---考査は年2回でマークシート方式(5:5)
---考査は年3回(6:4)
---考査は年4回マークシート(7:3)
--学習指導要領を熟読し、観点別評価を行っている
--具体的な評価点を設定し、客観的判断を目指して毎年ブラッシュアップしている

-社会の求めている力とは合致しているか?
--商業高校は卒業後にすぐ就職する生徒は多い。ビジネス教育を目指しているが、社会の求めている能力とは必ずしも合致しない。
--インターンシップも実施しているが期間が短く、求められるものと一致させられないのが現状。地域との連携も思った程実現できていない。ビジネス教育についても地元社会からは冷ややかな目で見られている。
--学校の先生は会社のことを分かっていないよね?と言われる。
---生徒はきちんとした挨拶はできないし、働くことについても理解していないではないか。
---学校での商品開発も企業にしてみたら負担である。
---高校生が売っているから買ってもらえる。そうでなければどうなんだ?
--生徒とのコミュニケーションの取り方が難しくなっている
--Officeは使う必要性を作ってから使わせると良い。

-別紙「社会人基礎力」との整合性は?
--「社会人基礎力」そのものは情報だけで育まれるものではない
---考え抜く力は情報科が得意とする分野であろう
---新しい物に対して興味を持たせる、使わせる機会を与えるのも情報科の役割
---「総合的な学習の時間」ともタイアップしている
---グループでの討議も授業で行っている
--情報の授業の中で行っている柱が「社会人基礎力」と合致している

***人的ネットワークの構築、維持、発展のためにどういう活動がのぞましいか? [#j92fd203]
-CECが事務局となって地域のノードを構築することを考えている。このことに関して意見を述べてほしい。事務局に欲しい機能は何か?事務局の存在意義を認めるのか。
--北海道の道立学校にはスクールネットが存在している。コンテンツが貧弱なので、イントラで使えるようなコンテンツが欲しい。
-金沢では実際の授業を録画してアーカイブする案も出ている
-e-learingで教材をアーカイブしている
--動画はハイビジョンで自動的に編集も行われる
---教師の動きまで追ってくれる
-オフラインでのミーティングを増やしたい
-CECとしてはクローズドなサーバをたてて管理することはお手伝いできる
-各地区でプロジェクトを立ち上げてみる
--教科書を作る
--各種アーカイブを作ってみる
--ポータルサイトを立ち上げてコンテンツを集める

残念ながらここで時間となりました。続きは場所を変えて….

***その他 [#z2c91f7c]

**今後の活動について [#afd5a549]
***オフラインミーティング [#a291a871]

***「教育の情報科」推進フォーラム(CEC成果発表会) [#rb0d6b69]

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