キャラバン研究会

平成25年11月14日(木)14:00〜16:10
北海道岩内高等学校
後志管内高等学校情報教育研究会との共催

ワークショップ

1 電卓があればできる問題解決 (札幌北高等学校 教諭 奥村 稔)

otaru1.JPG

【内容紹介】
 日常的に私たちは、様々な問題解決(意志決定)を行っています。簡単なことでしたら、朝起きて今日はどのような服装で出掛けようかとか、今晩の会食ではどのような料理にしようかとか。そうしたときに私たちは、これまでの経験やその時の気分に任せて、けっこう何気ない決め方をしています。でも、それが相応しい結果となって満足できるときもあれば、納得がいかなくて残念に思うときもあるでしょう?そのような意志の決定を、客観的な根拠を持って行うことはできないものなのでしょうか。問題解決という何やら難しそうな行動が、これほど簡単にできて、最後は納得してしまうという魔法のような方法。オペレーションズリサーチは、様々な問題に対して科学的な解決を支援する技術群です。その中から階層分析法を紹介し、ワークシートを用いた実践的な授業にしてみます。


【参加してみて】
 ツアー・パンフレット(A,B,C,3つのプラン)の中から自分が一番参加したいプランを選択するという実習を通して、AHP(階層分析法)を学びました。具体的には、まず最初に、Excelで簡単な表をつくり、価格・内容・ホテルの3つの観点に対し、自分がどこを重要視しているかの重み付けを相乗平均を利用して行います(1)。次に、評価基準(価格・内容・ホテル)ごとの各プランの重要度を先ほど出した評価基準の重要度をもとに算出します(2)。最後に、(1)と(2)を組み合わせて総合的な重要度を算出して総合評価を出し、どのプランを選択するべきか意志決定します。とにかく(1)(2)(3)の表の関連性が美しくて感動しました。紹介していただいた「入門オペレーティング・リサーチ」と「孫子の兵法の数学モデル」の本を早く購入して、もっともっと深く学び、自分の授業に取り入れたいと思いました。授業での展開例や留意点など、具体的なお話しもあり、日々の授業に直結するワークショップでした。 



2 キャラクタベースのコミュニケーションに触れる (札幌新川高等学校 教諭 杉本 式史)

otaru2.JPG

【内容紹介】
 我々がコンピュータを利用するとき、一般にGUIと呼ばれる使い勝手の良いインターフェースが利用されています。これは人間にとって情報を視認しやすくするために工夫されているものですが、コンピュータ同士が情報交換する場合には使いやすい形式とは言えません。今回はキャラクタベースでのやり取りを通じて、インターフェースの重要性を再認識し、また、コンピュータ同士がどのようにデータをやり取りしているのかを、WEB APIなど、キャラクタベースのやり取りを通じて眺めてみたいと思います。情報社会の表通りから、一歩だけ中に踏み込んでみましょう。WEB APIによる情報の二次利用についても触れてみたいと思います。


【参加してみて】
 GUIとCUIのそれぞれの良さを教えていただいた後、GUIではなく、ファイル名を指定することで、いろいろなアプリケーションを起動してみました。「GUI」と「CUI」でのアプリケーション起動の違いの例え話として挙げられた、「生徒の呼び出し方の違い」は、授業の導入に、もってこいの例えで、私自身「なるほど!」と深くうなずき、納得してしまいました。その後、いよいよターミナル画面から、telnetによるメールサーバアクセスに挑戦しました。今回は、各自のPCの中で「ウィズ98メール」というフリーのメールサーバを起動・設定し、「メールの送受信」をキャラクタベースで実習しました。なりすましが簡単に行えてしまうことを生徒に実感させる為に、とてもよい実習だと思いました。更に、迷惑メールを大量送信するスクリプトも体験しましたが、これも、授業で即使える内容だと感じました。これらの他にも、授業での展開のヒントを、いくつかお話しいただき、自らも「CUIとネットワーク」について、これから力を入れて勉強したいと強く思いました。


添付ファイル: fileotaru2.JPG 247件 [詳細] fileotaru1.JPG 237件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2013-11-18 (月) 20:31:24 (2424d)