1 主 催 北海道高等学校教育研究会情報部会
2 日 時 平成22年8月5日(木)10:00〜16:00
平成22年8月6日(金)09:30〜16:00
3 会 場 北海道岩見沢緑陵高等学校
4 日 程
1日目 8月5日(木)
09:30 受付
10:00 開会式
10:10 ワークショップ1
13:30 ワークショップ2
16:00 1日目終了
2日目 8月6日(金)
09:30 ワークショップ3
13:00 ワークショップ4
15:50 閉会式
16:00 2日目終了
5 参加者人数
人数 | 備考 | |
参加者 | 21 | |
スタッフ | 4 |
6 ワークショップの内容
(1)「実習で活用するためのネットワークセキュリティ演習」
ファシリテータ 札幌篠路高等学校 鶴間 伸一 教諭
ワークショップ1では、実習授業で活用することを主眼に、パケットの流れを解析するという研修を行ないました。具体的にはパケット解析ツールの一つであるWiresharkを用いてLAN内に流れるパケットの内容を解析し、抜き出した文字、画像を再構成する方法を学習しました。また、後半には、WebSecurityDojoを使ってクロスサイトスクリプティングの実習も行ないました。
SQLインジェクションの説明
Wiresharkを用いてパケットのモニタリングをしている画面
(2)「評価と授業計画」
ファシリテータ 札幌北高等学校 奥村 稔 教諭
ワークショップ2では、前半にファシリテータから学力の3要素、評価の4観点、授業のデザインなどの説明がされた後で、翌日のワークショップ3「模擬授業」を行うグループ分けを行ないました。
後半では分かれたグループ毎に授業プランを練るためのミーティングが行われました。テーマはワークショップ1で研修した内容を用いた授業です。1グループは電子メールを、もう1グループはwebをサブテーマにすることになっています。
グループ毎に明日の模擬授業のアイディアを出し合う
(3)「模擬授業」
ファシリテータ 帯広緑陵高等学校 川崎 知文 教諭
岩見沢緑陵高校ソフトテニス部のみなさんにお手伝いいただいて昨日のワークショップで研修した題材を元に模擬授業が行われました。
電子メールグループによる模擬授業。身近な例を取り上げながら説明。
webページグループによる模擬授業。出し合ったアイディアを付箋に書き出す。
(4)「評価と意見交流」
ファシリテータ 札幌北高等学校 奥村 稔 教諭
午前中の模擬授業の評価を行います。相手のグループの評価と自分のグループの自己評価を行います。まずはグループ内で討議します。
各グループの発表が終わり、ファシリテータのリードで意見交換に入ります。良かった点、改善すべき点などが具体的に提示されました。とても実りの多い模擬授業になりました。
7 参加者アンケートより
【関心度】 | 興味深い | 普通 | 興味なし | 【難易度】 | 難しい | 普通 | 簡単 | 【時 間】 | 長い | 適切 | 短い |
WS1 | 14 | 1 | 0 | WS1 | 1 | 13 | 1 | WS1 | 8 | 0 | 7 |
WS2 | 12 | 3 | 0 | WS2 | 3 | 11 | 0 | WS2 | 10 | 1 | 2 |
WS3 | 5 | 1 | 0 | WS3 | 2 | 4 | 0 | WS3 | 6 | 0 | 0 |
WS4 | 5 | 1 | 0 | WS4 | 1 | 5 | 0 | WS4 | 5 | 0 | 1 |
【感想】
全体 | ・はじめて知ることも多く勉強になった。 ・研究会実施のアナウンスはもっと早めに。 ・授業で活かせる内容がたくさんあった。 ・普段の職場では接することのできない内容で有意義な研修であった。 ・他の先生の意見も聞けた。 ・このような研究会のスタイルを他教科でも取り入れたら、全体のボトムアップになるかもしれない。 |
WS1 | ・時間が足りなかった。 ・授業への活用ができそうなネタが多く、知識の幅が広がった。 ・さっそく実習に取り入れてみたい。 |
WS2 | ・適切な解説があり、参加者も積極的な姿勢でスムーズな話し合いが行われた。今後もこのような研修に参加してみたい。 ・はじめて知った事も多く、勉強になった。 |
WS3-WS4 | ・今回のような管制研で行うような内容であったため2日目の参加者が減ったと思う。 ・2日目は人数が少なくなったが、その分参加者同士の距離が近くなり大変勉強になった。 |