1 主 催 北海道高等学校教育研究会情報部会
2 日 時 平成26年2月8日(土) 10:00〜16:00
3 会 場 旭川藤女子高校
4 日 程
09:45-10:00 受付
10:00-10:10 開会式
10:10-12:10 ワークショップ1
12:10-13:10 昼食
13:10-15:10 ワークショップ2
15:10-15:20 休憩
15:20-15:50 情報交換会
15:50-16:00 閉会式
5 内容
(1) ワークショップ
WS-1 「教科書にはない問題解決の考え方」
(オペレーションズリサーチから意志決定の過程を探る)
ファシリテータ/北海道札幌北高等学校 奥村 稔 教諭
WS-2 「ペネトレーションテストでセキュリティリスクを体感しよう」
(Kali Linuxを利用してハッキングやクラッキングの危険性を体験的に学び、セキュリティリスクを経験として蓄積する)
ファシリテータ/北海道札幌英藍高等学校 鶴間 伸一 教諭
(2) 情報交換会
6 参加者人数
人数 | |
参加者 | 6 |
スタッフ | 6 |
7 当日の様子(写真)
まずは午前の様子です。北海道札幌北高等学校奥村稔教諭がオペレーションズリサーチの入門ワークショップを行いました。このような形で紹介するのは今回で3回目ということで、内容も本当に練られたものになっており、数学が不得意かつオペレーションズリサーチについてもほぼ無知だった報告者でさえも、最終的には、「なるほど!!」と思わず唸ってしまうほどでした。来年度もキャラバンで奥村教諭はオペレーションズリサーチについて紹介すると思いますが、このワークショップは必見です。
次に午後の様子を紹介します。ワークショップ2は北海道札幌英藍高等学校の鶴間伸一教諭の担当です。鶴間教諭の得意はセキュリティ分野。情報部会キャラバン研修会のワークショップでは多くの実践実績があります。今回はKali LinuxというBackTrack Linuxの後継版を利用し、システムに脆弱性がないかどうかテストする手法であるペネトレーションテストを扱いました。閉じたネットワーク上にWindows XPマシンを何台か用意し、Kali Linuxのツールを用いて様々なペネトレーションテストを行ったのですが、実際に手を動かしてPCの脆弱性を知るという経験は、セキュリティ技術をより深く学んでいかねばならないと決心させてくれるほどのものでした。
キャラバン最後の恒例は情報交換会です。少人数のキャラバンとなりましたが、少ない人数を感じさせない内容の濃い意見が交換されておりました。新しい出会いもあり、今回も実りの多いキャラバンとなりました。