地理歴史 - Choice Official Site

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ファイル名	キーワード	文	判定
chireki.txt	コンピュータ	30○社会的事象に関する基礎的・基本的な知識，概念や技能を確実に習得させ，それらを活用する力や課題を探究する力を育成する観点から，各学校段階の特質に応じて，習得すべき知識，概念の明確化を図るとともに，コンピュータなども活用しながら，地図や統計など各種の資料から必要な情報を集めて読み取ること，社会的事象の意味，意義を解釈すること，事象の特色や事象間の関連を説明すること，自分の考えを論述することを一層重視する方向で35改善を図る。
chireki.txt	コンピュータ	また，コンピュータの活用によって衛星画像や空中写真，デジタル地図，統計30などを収集したり，ＧＩＳから得られる地理情報を利用したりすることができる。
chireki.txt	コンピュータ	また，コンピュータの活用によって衛星画像や空中写真，デジタル地図，統計30などを収集したり，ＧＩＳから得られる地理情報を利用したりすることができる。
chireki.txt	コンピュータ	10(2)資料の収集，処理や発表などに当たっては，コンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，生徒が主体的に情報手段を活用できるようにすること。
chireki.txt	コンピュータ	また，総則の第５款の５の（10）に「各教科・科目等の指導に当たっては，生徒が情報モラルを35身に付け，コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ実践的，主体的に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに，これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。
chireki.txt	コンピュータ	情報化社会で生徒一人一人が情報の主人公になっていくためには，生徒自らが情報を発信することが大45切であり，そのために地理歴史科においてもコンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，情報手段を主体的に活用できる学習の工夫が求められている。
chireki.txt	インターネット	また，インターネットなどを用いて様々な種類の地図を閲覧する活動も，有効な発展的学習として位置付けることができる。
chireki.txt	インターネット	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	インターネット	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	インターネット	なお，ここでは，国土地理院から提供されている数値地図や，インターネット10でみられる大縮尺の地図や画像から情報を入手したり，それら情報を加工して調査結果を表現したりするなどのＧＩＳの活用が考えられる。
chireki.txt	インターネット	なお，直接的に調査できる地域の規模ならではの調査方法は，野外での観察や調査であるが，学校の状況や調査内容の設定によっては，図書館やインターネットなどを通しての情報収集を行う文献調査を中心とするなどの柔軟な活動も想定される。
chireki.txt	インターネット	③仮説の検証大都市や地方都市，さらに中山間地における村落の取組などを，生徒自身がもっている資料や，図書室やインターネットから入手した資料などを基に調査させ，仮説の妥当性を確認させる。
chireki.txt	インターネット	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	インターネット	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	ネットワーク	すなわち，前近代においても諸地域世界が決して孤立していたのではなく，相互の接触と交流を通じて海域や内陸のネットワークを形成したことに触れるとともに，16世紀以降になると諸地域世界は交易や植民により結合の度合いを強め，19世紀以降は世界市場の形成により地球規模での構35造的一体化をもたらしていることを把握させる内容構成とした。
chireki.txt	ネットワーク	また，情報通信ネットワークなどを利用して，生徒自身に必要な情報を集めさせたり，集めた情報を分析，吟味させたりすることも大切である。
chireki.txt	ネットワーク	5(3)諸地域世界の交流と再編ユーラシアの海域及び内陸のネットワークを背景に，諸地域世界の交流が一段と活発化し，新たな地域世界の形成や再編を促したことを把握させる。
chireki.txt	ネットワーク	10この大項目では，古代の西アジア世界・地中海世界が展開した地域に，新たにイスラーム世界とヨーロッパ世界が形成されていく過程を概観させるとともに，イスラームの拡大が海域及び内陸のネットワークの整備を促し，諸地域間の交流を活発にしたこと，またそうした中から台頭したモンゴルの動向がユーラシア諸地域の再編に及ぼした影響などを把握させることをねらいとしている。
chireki.txt	ネットワーク	指導に当たっては，海域と内陸のネットワークがユーラシアの東西だけでなく南北にも結び付くものであったことに留意し，諸地域世界の交流を多面的・多角的にとらえられるよう工夫する。
chireki.txt	ネットワーク	35ここでは，アラブ人によるイスラーム帝国の形成と展開，その後のトルコ系民族の活動とイスラーム世界の拡大を概観させるとともに，イスラーム都市を核として海域及び内陸のネットワークが形成され，ユーラシア諸地域間に活発な交流が行われたことを把握させる。
chireki.txt	ネットワーク	また，海域・内陸ネットワークの要衝に位置する港・都市を結ぶ交通路の安全が確保されたことにより，ムスリム商人を中心とする交易活動が活性化したことにも気付かせる。
chireki.txt	ネットワーク	次に，モンゴルが13世紀に内陸アジア諸都市のネットワークを掌握し，朝鮮半島からロシア平原に及ぶ広大な地域を支配するに至った過程を概観させるとともに，その世界帝国はまもなく元を中45心とした諸ハン国との連合体に再編されていったことをつかませる。
chireki.txt	ネットワーク	そして，元が中国の南宋を滅ぼしてからは，海域のネットワークをも支配下に入れ，ユーラシアを海域と内陸で循環する交通・交易体系をつくり上げたことを把握させる。
chireki.txt	ネットワーク	指導に当たっては，文献資料，新旧の地形図や写真のほか県史や市町村史，学校ほか諸団体の沿革史など各種資料の活用，情報通信ネットワークを利用した情報の収集・活用を図るとともに，博40物館や資料館の利用，聞き取り調査，現地での文化財の観察など「歩く，見る，聞く」ことによる様々な学習方法の工夫が望まれる。
chireki.txt	ネットワーク	指導に当たっては，文献資料，新旧の地形図や写真のほか県史や市町村史，学校ほか諸団体の沿--81/127---79-革史など各種資料の活用，情報通信ネットワークを利用した情報の収集・活用を図るとともに，博物館や資料館の利用，聞き取り調査，現地での文化財の観察など「歩く，見る，聞く」ことによる様々な学習方法の工夫が望まれる。
chireki.txt	ネットワーク	その際，教科用図書「地図」を十分に活用するとともに，地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること。
chireki.txt	ネットワーク	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	ネットワーク	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	ネットワーク	このように地理学習においても，地理的認識を深めたり地理的技能を高めたりするとともに，情報や情報手段を適切に活用できる資質や能力を培う観点から，情報通信ネットワークやＧＩＳなどの活用を工夫することが望まれる。
chireki.txt	ネットワーク	その際，教科用図書「地図」を十分に活用するとともに，地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること。
chireki.txt	ネットワーク	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	ネットワーク	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	ネットワーク	このように地理学習においても，地理的認識を深めたり地理的技能を高めたりするとともに，情報や情報手段を適切に活用できる資質や能力を培う観点から，情報通信ネットワークやＧＩＳなどの活用を工夫することが望まれる。
chireki.txt	ネットワーク	10(2)資料の収集，処理や発表などに当たっては，コンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，生徒が主体的に情報手段を活用できるようにすること。
chireki.txt	ネットワーク	また，総則の第５款の５の（10）に「各教科・科目等の指導に当たっては，生徒が情報モラルを35身に付け，コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ実践的，主体的に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに，これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。
chireki.txt	ネットワーク	地理歴史科の各科目では，生徒の見学や実地調査の困難な主題も少なくないが，コンピュータや情報通信ネットワークなどを活用すれば，幅広く最新の情報を集めることができるし，集めた情報を吟味したり整理したりすることを通じて生徒の学習意欲を育てることも可能になる。
chireki.txt	ネットワーク	また，情報通信ネットワークの活用は受信能力を高めるだけでなく，発信能力の育成にもつながる。
chireki.txt	ネットワーク	情報化社会で生徒一人一人が情報の主人公になっていくためには，生徒自らが情報を発信することが大45切であり，そのために地理歴史科においてもコンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，情報手段を主体的に活用できる学習の工夫が求められている。
chireki.txt	情報	高等学校学習指導要領解説地理歴史編平成２１年１２月文部科学省--1/127--高等学校学習指導要領解説地理歴史編目次第１章総説……………………………………………………………………1第１節改訂の趣旨……………………………………………………………1１改訂の経緯………………………………………………………………1２改訂の趣旨………………………………………………………………2３改訂の要点………………………………………………………………3第２節地理歴史科の目標……………………………………………………10第３節地理歴史科の科目編成………………………………………………11第２章各科目……………………………………………………………………12第１節世界史Ａ………………………………………………………………12１科目の性格と目標………………………………………………………12２内容とその取扱い………………………………………………………14３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………24第２節世界史Ｂ………………………………………………………………27１科目の性格と目標………………………………………………………27２内容とその取扱い………………………………………………………29３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………47第３節日本史Ａ………………………………………………………………50１科目の性格と目標………………………………………………………50２内容とその取扱い………………………………………………………51３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………59第４節日本史Ｂ………………………………………………………………63１科目の性格と目標………………………………………………………63２内容とその取扱い………………………………………………………64３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………76第５節地理Ａ…………………………………………………………………81１科目の性格と目標………………………………………………………81２内容とその取扱い………………………………………………………83３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………94第６節地理Ｂ…………………………………………………………………97１科目の性格と目標………………………………………………………97２内容とその取扱い………………………………………………………99３指導計画の作成と指導上の配慮事項…………………………………116--2/127--第３章各科目にわたる指導計画の作成と内容の取扱い……………………119１調和のとれた指導計画の作成と他の教科・科目相互の関連……119２情報の活用と作業的，体験的な学習…………………………………120３政治及び宗教に関する事項の取扱い…………………………………121４総則関連事項……………………………………………………………121（参考資料）わが国における「国連持続可能な開発のための教育の１０年」実施計画（抄）…………123--3/127---1-第１章総説第１節改訂の趣旨5１改訂の経緯21世紀は，新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す，いわゆる「知識基盤社会」の時代であると言われている。
chireki.txt	情報	30○社会的事象に関する基礎的・基本的な知識，概念や技能を確実に習得させ，それらを活用する力や課題を探究する力を育成する観点から，各学校段階の特質に応じて，習得すべき知識，概念の明確化を図るとともに，コンピュータなども活用しながら，地図や統計など各種の資料から必要な情報を集めて読み取ること，社会的事象の意味，意義を解釈すること，事象の特色や事象間の関連を説明すること，自分の考えを論述することを一層重視する方向で35改善を図る。
chireki.txt	情報	また，生徒の主体的な学習を重視する観点から，各種の情報・資料の収集と，活用，論述，発表，討論など多様な活動を取り入れるようにし，適切な時間を確保するとともに諸資料の整備に十分に配慮することが必要となる。
chireki.txt	情報	世界史学習の基本的技能の内容としては，世界の歴史に関する情報を収集する技能，収集した情報を整理する技能，それらを解釈し表現したり説明したりする技能などが考えられる。
chireki.txt	情報	海洋を取り上げた場合は，例えば，漁撈や交通，交易の場としての海洋と人類の生活や活動を取ぎょろうり扱い，漁撈等からなる海洋文化に触れさせたり，海洋は経済や文化の交流，情報伝達を促す大動15脈としての役割を果たしたことを考察させたりすることなどが考えられる。
chireki.txt	情報	また，中学校社会科での学習経験を踏まえ，取り上げた事例に即して，地形，気候，植生などの自然環境を表した地図や写真などの諸資料を用意し，そこに示された情報を読み取ったり，同じような自然環境の地域を幾つか取り上げ，それらの共通点や相違点を探したりする学習活動を取り入れる。
chireki.txt	情報	今日では，新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域の活動の基盤として飛躍的に重要性を増すことになった結果，知識基盤社会と呼ばれる社会に移行し，人々はそこから様々な影響を受けることになった。
chireki.txt	情報	また，情報通信ネットワークなどを利用して，生徒自身に必要な情報を集めさせたり，集めた情報を分析，吟味させたりすることも大切である。
chireki.txt	情報	その際，歴史地図で表す範囲，表す情報，選択する図法の違いから，地図の与えるイメージが異なることにも着目させる。
chireki.txt	情報	また今日では，新しい知識・情報・技術が政治45・経済・文化を始め社会のあらゆる領域の活動の基盤として飛躍的に重要性を増すことになった結果，知識基盤社会と呼ばれる社会に移行し，人々はそこから様々な影響を受けることになったことを理解させる。
chireki.txt	情報	そのため，生徒の主体的な学習を重視する観点から，各種の情報や資料の収集・選択・活用，調査や見学，報告や討論などの多様な学習活動を取り入れるようにし，探究のための十分な時間の確保30と諸資料の整備に配慮することが必要である。
chireki.txt	情報	今回は，これらの題材も含め，人権，環境，情報，国際理解などの現代的諸課題のほか，新聞等の報道内容など身の回りの話題の中で生徒が興味・関心を持ちやすい社会的事象を取り上げることが考えられ25る。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，「情報を主体的に活用する学習活動を重視する」こと及び「地図や年表を読10みかつ作成する」（第３款の２）ことを重視する必要がある。
chireki.txt	情報	このことは，日本史の学習に限らず，社会における各種の情報を的確にとらえてよりよい生活を営む上で必要な資質である。
chireki.txt	情報	15「地域の文化遺産，博物館や資料館の調査・見学などを取り入れる」ことで，実物や複製品などの資料と接して知識・理解の一層の定着を図ったり，さらに具体的で多様な情報を得て歴史の考察を深めさせたりすることができる。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，地域の諸資料についての情報20を十分に収集するとともに，それを活用した学習活動を指導計画に適切に位置付けることが求められる。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，文献資料，新旧の地形図や写真のほか県史や市町村史，学校ほか諸団体の沿革史など各種資料の活用，情報通信ネットワークを利用した情報の収集・活用を図るとともに，博40物館や資料館の利用，聞き取り調査，現地での文化財の観察など「歩く，見る，聞く」ことによる様々な学習方法の工夫が望まれる。
chireki.txt	情報	25近現代においては，情報・資料が多量に存する反面，根本的で重要な資料が未発表であったり，機密とされていたり，人々の現実的利害や思想・価値観の対立が絡んでいたりして，近代以前に比べて歴史的判断の難しいものも少なくないという事情がある。
chireki.txt	情報	「大衆社会の特色とその成立の背景」については，日本全体の産業構造の変化や都市と農山漁村との関係，レコード盤やラジオの普及に見られる情報伝達技術の革新，教育の普及などと関連させ40ながら考察させる。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，「情報を主体的に活用する学習活動を重視する」こと及び「地図や年表を読みかつ作成する」（第３款の２）ことを重視する必要がある。
chireki.txt	情報	このことは，日本史の学習に限らず，社会における各種の情報を的確にとらえてよりよい生活を営む上で必要な資質である。
chireki.txt	情報	「地域の文化遺産，博物館や資料館の調査・見学などを取り入れる」ことで，実物や複製品など20の資料と接して知識・理解の一層の定着を図ったり，さらに具体的で多様な情報を得て歴史の考察を深めさせたりすることができる。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，地域の諸資料についての情報を十分に収集するとともに，それを活用した学習活動を指導計画に適切に位置付けることが求めら25れる。
chireki.txt	情報	指導に当たっては，文献資料，新旧の地形図や写真のほか県史や市町村史，学校ほか諸団体の沿--81/127---79-革史など各種資料の活用，情報通信ネットワークを利用した情報の収集・活用を図るとともに，博物館や資料館の利用，聞き取り調査，現地での文化財の観察など「歩く，見る，聞く」ことによる様々な学習方法の工夫が望まれる。
chireki.txt	情報	10近現代においては，情報・資料が多量に存する反面，根本的で重要な資料が未発表であったり，機密とされていたり，人々の現実的利害や思想・価値観の対立が絡んでいたりして，近代以前に比べて歴史的判断の難しいものも少なくないという事情がある。
chireki.txt	情報	また，国家間の結び付きについては，世界の国家群，貿易，交通・通信，観光の現状と動向に関する諸事象を様々な主題図などを基にとらえさせ，地理情報の活用の方法が身に付くよう工夫すること。
chireki.txt	情報	「地理情報の活用の方法が身に付くよう工夫すること」（内容の取扱い）とは，この中項目で身5に付けさせたい地理的技能を示したものである。
chireki.txt	情報	ここでいう「地理情報」とは，国家間の結び付きや貿易などが活発化，複雑化していることをとらえるのに有用な資料のことである。
chireki.txt	情報	「地理情報の活用の方法」とは，収集した地理情報を目的に合わせて選択・処理し，地域性を読み取ったり，地域性と関連付けてとらえたりすることを意味している。
chireki.txt	情報	したがって，この中項目では，異文化を理解する一環として，①世界諸地域の生活・文化の地域性に着目して，地域を単位として取り上げること，②世界諸地域の生活・文化を地域の環境条件と関連付けて考察すること，③世界諸地域の生活・文化はそれぞれの地域で長い期間をかけてはぐく5まれてきた，歴史的背景を反映するものであるが，現代ではグローバル化や情報化の進展などにより他地域の影響を受けて変容していることなどに留意して，主に主題的な方法を基に学習できるよう構成，展開を工夫する必要がある。
chireki.txt	情報	その際には，グローバル化によって人々の生活は遠く離れた様々な地域と結び付き，影響を及ぼし合い，地球規模の一体化が進むとともに，世界の異質性や共通性に対する認識が広まり，多文化を背景にした人や物や情報などが共存・混在する社会への変化10が進行していることに気付かせる必要がある。
chireki.txt	情報	その際に，地図を作成したりそこから様々な情報を読み取ったりすることが便利であり，また楽しいものであることを，生徒自身が実感で40きるように指導を工夫する必要がある。
chireki.txt	情報	ここでいう「地図の作成」とは，単に地表面の現実世界を縮小し図化することだけでなく，取り上げるべき内容を吟味し，取捨選択を行ったり，目的に応じて表現したい情報が読み手に伝わるように工夫したりするなどの学習活動である。
chireki.txt	情報	すなわち課題を設定する段階で行われる地図化，収集した情報を整理するための地図化，それを分析するための地図化，まとめた内容を表現するための地図化など，学習の様々な場面で行われる活動を意味してい45る。
chireki.txt	情報	「地理的技能を身に付けさせる」とは，このような地図の読図や作図の技能を身に付けさせるだけではなく，地理情報を地図から読み取ったり，地理情報を地図化したりするなどの技能まで含めて生徒に獲得させることととらえられる。
chireki.txt	情報	また，この中項目の指導に当たっては，デジタル化され--92/127---90-た地理情報を分析する地理情報システム（GeographicInformationSystem以下，ＧＩＳと略す）を取り入れて指導できるよう工夫することが望ましい。
chireki.txt	情報	地理的認識を深めたり地理的技能を高めたりするとともに，情報や情報手段を適切に活用できる資質や能力を培う観点からもＧＩＳを活用した指導は有効である。
chireki.txt	情報	なお，ＧＩＳに関連した学習を進めるに当たっては，学校の施設や備品の整5備状況を踏まえた上で，他教科とりわけ情報科等と連携しながら学習が進められるよう工夫することが必要である。
chireki.txt	情報	ここでいう「探究する」とは，生徒が生活圏にみられる課題を自ら設定し，情報の収集，整理・分析を行って，立てられた仮説を検証してまとめる一連の活動の中で，新たな発見や理解の深化を見いだし，改めて仮説や場合によっては課題を設定し，情報の収集，整理・分析を行っ40ていくというスパイラル型の学習の姿を想定している。
chireki.txt	情報	したがって，「探究する活動」とは，生徒が探究しながら調査を通して収集した知識や情報をまとめ，それを図表化するなどして資料を作成することと，それに基づいて自らの解釈も加えて発表し意見交換をしたり，論述したりする言語活動，さらに学習成果を地域に還元するなど社会参画を目指すことを視野に入れた一連の主体的な学習活動を指している。
chireki.txt	情報	また，直接的に調査できる地域の規模ならではの調査方法は，野外での観察や調査であるが，学校の状況や調査内容の設定によっては，図書館やイン20ターネットなどを通しての情報収集を行う文献調査を中心とするなどの柔軟な活動も想定される。
chireki.txt	情報	２課題の探究①事前調査この課題に関連して，生徒自身がもっている資料や，図書室やインターネットから入手した資料などから情報収集を行わせる。
chireki.txt	情報	②整理・分析Ⅰ収集した情報を整理・分析させ，そこから課題意識に基づいた仮説を立40（仮説の設定）てさせる。
chireki.txt	情報	その際，得た情報や資料を地図化10（仮説の検証）させたり，それを基にして図表を作成させたりする。
chireki.txt	情報	それと同時に資料の収集や聞き取りから分かったことを整理させ，仮説の妥当性を検証させつつ，不十分な点については情報の再収集と整理・分析を追加して行わせる。
chireki.txt	情報	その際，教科用図書「地図」を十分に活用するとともに，地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること。
chireki.txt	情報	まず，「地理的技能」は，大きく①地理情報の活用に関する技能，②地図の活用に関する技能に35分けてとらえることができる。
chireki.txt	情報	広くとらえると，②の地図の活用に関する技能は，①の地理情報の活用に関する技能に含まれるが，地図は，地理的事象を見いだし，考察し，調査結果をまとめ，表現するといった地理学習の各過程において，一つの重要な手掛かりや表現方法となることから，特に取り出している。
chireki.txt	情報	①の地理情報の活用に関する技能については，次のように要約することができる。
chireki.txt	情報	40ａ地域に関する情報である地理情報にはどのようなものがあるか，諸情報の中から地理情報を選別し，また，地理情報の性格，種類などをとらえること。
chireki.txt	情報	ｂそうした地理情報はどこで，どのようにすれば入手できるのか，地理情報の所在，収集に関する知識や方法を身に付けること。
chireki.txt	情報	ｃテレビや新聞など，特に地理情報として提供されたものでない情報を，どのように加工，処理45すれば地理情報として活用が可能となるか，情報の地理情報化の視点や方法を身に付けること。
chireki.txt	情報	ｄ地理情報を使って地域性をどう説明，紹介するか，地理情報の処理や表現に関する技能を身に付けること。
chireki.txt	情報	10ｄこの調査結果やこの統計は地図に表すことが可能かどうか，地図に表すとすればどう工夫すればよいか，地域の諸事象や情報の地図化の適否を判断し，適切に地図化する技能を身に付けること。
chireki.txt	情報	地図帳に掲載されている一般図や主題図，その他写真や統計資料など様々な地理情報を十分に活用して地理学習をより一層充実させることが望まれる。
chireki.txt	情報	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	情報	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	情報	また，コンピュータの活用によって衛星画像や空中写真，デジタル地図，統計30などを収集したり，ＧＩＳから得られる地理情報を利用したりすることができる。
chireki.txt	情報	このように地理学習においても，地理的認識を深めたり地理的技能を高めたりするとともに，情報や情報手段を適切に活用できる資質や能力を培う観点から，情報通信ネットワークやＧＩＳなどの活用を工夫することが望まれる。
chireki.txt	情報	その中で例えば，「④情報を分析・評価し，論述する」という活動については，さらに詳しく「自然事象や社会的事象に関する様々な情報や意見をグラフや図表などから読み取ったり，これらを用いて分かりやすく表現したりする」といった学習活動例を示している。
chireki.txt	情報	（内容の取扱い）10地球儀や地図の活用，観察や調査，統計，画像，文献などの地理情報の収集，選択，処理，諸資料の地理情報化や地図化などの作業的，体験的な学習を取り入れるとともに，各項目を関連付けて地理的技能が身に付くよう工夫すること。
chireki.txt	情報	このねらいを達成するために，この大項目は，「ア地理情報と地図」，「イ地図の活用と地域25調査」の中項目から構成した。
chireki.txt	情報	これらの内容で構成したのは，身の回りに地理情報が数多くあり，それら地理情報が地図として表現されることで社会生活の中で役立ってきたことに気付かせながら地図に関する技能を習得させることが地理学習の導入として効果的であること，地域調査は習得した地図に関する様々な技能を活用する場面が多いことによる。
chireki.txt	情報	「地球儀や地図の活用，観察や調査，統計，画像，文献などの地理情報の収集，選択，処理，諸30資料の地理情報化や地図化など」（内容の取扱い）とは，この大項目で取り組む学習活動を例示したものであるとともに，それら学習活動を通して身に付けさせる地理的技能の主な内容を示したものである。
chireki.txt	情報	なお，この大項目はこの科目の学習の最初であることから，中学校社会科地理的分野の大項目「(1)世界の様々な地域」の「ア世界の地域構成」や大項目「(2)日本の様々な地域」の「ア日本の地域構成」で学習した地球儀や世界地図の活用に関する技能，同じく「(2)日本の様々な地域」45の「エ身近な地域の調査」で学習した市町村規模の地域の調査に関する技能をはじめとした中学校での既習事項を十分踏まえるとともに，地球儀，地図帳掲載の世界地図や主題図，日常生活で接する様々な地図や地理情報を教材として取り上げた作業的，体験的な学習活動により生徒の興味・--102/127---100-関心の喚起に努め，主体的に学習できるよう工夫することが大切である。
chireki.txt	情報	ア地理情報と地図5地球儀の活用，様々な時代や種類の世界地図の読図，地理情報の地図化などの活動を通して，各時代の人々の世界観をとらえさせるとともに，地図の有用性に気付かせ，現代世界の地理的事象をとらえる地理的技能を身に付けさせる。
chireki.txt	情報	15この中項目は，地球儀の活用や様々な時代や種類の世界地図の読図，地理情報の地図化などの学習活動を通して，各時代の人々がもっていた世界観をとらえさせるとともに，地図の有用性に気付かせることで，現代世界の地理的事象をとらえるための地理的技能を身に付けさせることを主なねらいとしている。
chireki.txt	情報	「地球儀の活用，様々な時代や種類の世界地図の読図，地理情報の地図化などの活動」とは，こ20の中項目で取り組む学習活動を例示したものであるとともに，それら学習活動を通して身に付けさせる地理的技能の主な内容を示したものである。
chireki.txt	情報	また，現代では衛星画像や地理情報システム（GeographicInformationSystem以下，ＧＩＳと略す）を利用した様々な世界地図が作成されている。
chireki.txt	情報	生徒は，日本を中心に描かれたメルカトル図法やミラー図法による世界地図に親しんでいることが多いが，それらの図法にはそれぞれ特徴があり，面積・角度・距離などの球面上の情報をすべて正しく表現した世界地図はないこと，使用目的に応じて異なる図法の世界地図が使用されていることを理解させるとともに，目的に応じてそれらを選40択できるようにすることが大切である。
chireki.txt	情報	「地理情報の地図化」とは，各国の人口数や国内総生産額といった現代世界に関する統計を国別45の人口密度や国民一人当たりの国内総生産額といった地理情報に加工させ，分布図や階級区分図などの主題図に表現させることを示しており，読図ではなく主題図としての地図の作成を主としている。
chireki.txt	情報	「現代世界の地理的事象をとらえる地理的技能」とは，これまで述べたような技能を指している20が，特にグローバル化した現代世界における人や物や情報などの交流の経路や結び付きの強弱は，球面上での位置や遠近の関係，時差の関係に影響されており，球面上の事象としてとらえることが適切な場合が多くみられる。
chireki.txt	情報	「地理的認識を深める上で地図を活用することが大切であることを理解させる」（内容の取扱い）25とは，地理的認識では位置や広さをはじめとした空間的情報の認識が重要であり，そのような認識を深めるためには地図を活用することが大切であることを理解させることを指している。
chireki.txt	情報	なお，ここでは，国土地理院から提供されている数値地図や，インターネット10でみられる大縮尺の地図や画像から情報を入手したり，それら情報を加工して調査結果を表現したりするなどのＧＩＳの活用が考えられる。
chireki.txt	情報	具体的には，「直接的に調査できる地域」であることから景観に注目して調査したり，項目ごとに情報を直接観察したり聞き取15ったりする調査などが想定される。
chireki.txt	情報	なお，直接的に調査できる地域の規模ならではの調査方法は，野外での観察や調査であるが，学校の状況や調査内容の設定によっては，図書館やインターネットなどを通しての情報収集を行う文献調査を中心とするなどの柔軟な活動も想定される。
chireki.txt	情報	45その際，単に知識を教え込むことになりがちな学習を避けるため，いきなり分布の読み取りに入るのではなく，地理情報や地図の活用に関する技能にかかわる学習の成果を生かして，事象に関する地理情報がどのようにして集められ，分布図などが作られたのかを考えさせ，その精度，意味，利用上の留意点などを考察させたのち，分布を読み取らせるようにすることが大切である。
chireki.txt	情報	その際，例えば，第二次世界大戦で国土の疲弊した日本が，平和国家への国土づくりに努力することで，高度経済成長を遂げて世5界最先端の工業社会を構築し，さらに今日では情報革命の進展で「知識基盤社会」の時代へと構造転換を始めているといった歴史的背景を踏まえることも大切である。
chireki.txt	情報	ここでいう「探究する」とは，日本が抱える地理的な諸課題の解決の方向性や望ましい国土の在り方について，自ら課題を設定し，情報の収集，10整理・分析を行って，立てられた仮説を検証してまとめる一連の活動の中で，新たな発見や理解の深化を見いだし，改めて仮説や場合によっては課題を設定し，情報の収集，整理・分析を行っていくというスパイラル型の学習の姿を想定している。
chireki.txt	情報	したがって，「探究する活動」とは，生徒が探究しながら調査を通して収集した知識や情報をまとめ，それを図表化するなどして資料を作成することと，それに基づいて自らの解釈も加えて発表し意見交換をしたり，論述したりする言語活動，15さらに学習成果を社会に提言するなど社会参画を目指すことを視野に入れた一連の主体的な学習活動を指している。
chireki.txt	情報	その際，教科用図書「地図」を十分に活用するとともに，地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること。
chireki.txt	情報	まず，「地理的技能」は，大きく①地理情報の活用に関する技能，②地図の活用に関する技能に35分けてとらえることができる。
chireki.txt	情報	広くとらえると，②の地図の活用に関する技能は，①の地理情報の活用に関する技能に含まれるが，地図は，地理的事象を見いだし，考察し，調査結果をまとめ，表現するといった地理学習の各過程において，一つの重要な手掛かりや表現方法となることから，特に取り出している。
chireki.txt	情報	①の地理情報の活用に関する技能については，次のように要約することができる。
chireki.txt	情報	40ａ地域に関する情報である地理情報にはどのようなものがあるか，諸情報の中から地理情報を選別し，また，地理情報の性格，種類などをとらえること。
chireki.txt	情報	ｂそうした地理情報はどこで，どのようにすれば入手できるのか，地理情報の所在，収集に関する知識や方法を身に付けること。
chireki.txt	情報	ｃテレビや新聞など，特に地理情報として提供されたものでない情報を，どのように加工，処理45すれば地理情報として活用が可能となるか，情報の地理情報化の視点や方法を身に付けること。
chireki.txt	情報	ｄ地理情報を使って地域性をどう説明，紹介するか，地理情報の処理や表現に関する技能を身に付けること。
chireki.txt	情報	10ｄこの調査結果やこの統計は地図に表すことが可能かどうか，地図に表すとすればどう工夫すればよいか，地域の諸事象や情報の地図化の適否を判断し，適切に地図化する技能を身に付けること。
chireki.txt	情報	地図帳に掲載されている一般図や主題図，その他写真や統計資料など様々な地理情報を十分に活用して地理学習をより一層充実させることが望まれる。
chireki.txt	情報	25また，「地図や統計などの地理情報の収集・分析には，情報通信ネットワークや地理情報システムなどの活用を工夫すること」については，高度情報ネットワーク社会が進展していく中で各学校にインターネットなどの整備が充実してきている状況に鑑み，情報通信ネットワークやＧＩＳのかんが有効な活用を求めたものである。
chireki.txt	情報	インターネットなどの情報通信ネットワークは各地の地理情報の収集に有効である。
chireki.txt	情報	また，コンピュータの活用によって衛星画像や空中写真，デジタル地図，統計30などを収集したり，ＧＩＳから得られる地理情報を利用したりすることができる。
chireki.txt	情報	このように地理学習においても，地理的認識を深めたり地理的技能を高めたりするとともに，情報や情報手段を適切に活用できる資質や能力を培う観点から，情報通信ネットワークやＧＩＳなどの活用を工夫することが望まれる。
chireki.txt	情報	その中で例えば，「④情報を分析・評価し，論述する」という活動については，さらに詳しく「自然事象や社会的事象に関する様々な情報や意見をグラフや図表などから読み取ったり，これらを用いて分かりやすく表現したりする」といった学習活動例を示している。
chireki.txt	情報	--122/127---120-２情報の活用と作業的，体験的な学習（第３款の２）２各科目の指導に当たっては，次の事項に配慮するものとする。
chireki.txt	情報	(1)情報を主体的に活用する学習活動を重視するとともに，作業的，体験的な学習を取り入れ5るよう配慮すること。
chireki.txt	情報	10(2)資料の収集，処理や発表などに当たっては，コンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，生徒が主体的に情報手段を活用できるようにすること。
chireki.txt	情報	その際，情報モラルの指導にも留意すること。
chireki.txt	情報	情報化の進展に伴い，多種多様の情報を収集，選択，処理し，有効に活用することがますます重15要になってきている。
chireki.txt	情報	情報を活用する能力は学習に対する主体的な取組の中で培われる。
chireki.txt	情報	地理歴史科においても，自主的，積極的な学習活動を通じて，自ら考え正しく判断できる力を育成するという観点から各種資料の利用，観察，見学，調査などの作業的，体験的な学習を導入しつつ，情報活用能力を培おうとしている。
chireki.txt	情報	このことに関して地理歴史科の各科目においても，例えば「世界史Ａ」及び「世界史Ｂ」の内容の取扱いの(1)のイに「年表，地図その他の資料を積極的に活用したり，文化遺産，博物館や資料館の調査・見学を取り入れたりする」こと，「日本史Ａ」及び「日本史Ｂ」の内容の取扱いの(1)の25ウに「年表，地図その他の資料を一層活用させるとともに，地域の文化遺産，博物館や資料館の調査・見学などを取り入れるよう工夫すること」，「地理Ａ」の内容の取扱いの(2)のイの(ｱ)に「地図の読図や作図などを主とした作業的，体験的な学習を取り入れる」こと，「地理Ｂ」の内容の取扱いの(2)のアの(ｱ)に「地球儀や地図の活用，観察や調査，統計，画像，文献などの地理情報の収集，選択，処理，諸資料の地理情報化や地図化などの作業的，体験的な学習を取り入れる」ことなどが30示されている。
chireki.txt	情報	また，総則の第５款の５の（10）に「各教科・科目等の指導に当たっては，生徒が情報モラルを35身に付け，コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切かつ実践的，主体的に活用できるようにするための学習活動を充実するとともに，これらの情報手段に加え視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。
chireki.txt	情報	地理歴史科の各科目では，生徒の見学や実地調査の困難な主題も少なくないが，コンピュータや情報通信ネットワークなどを活用すれば，幅広く最新の情報を集めることができるし，集めた情報を吟味したり整理したりすることを通じて生徒の学習意欲を育てることも可能になる。
chireki.txt	情報	また，情報通信ネットワークの活用は受信能力を高めるだけでなく，発信能力の育成にもつながる。
chireki.txt	情報	情報化社会で生徒一人一人が情報の主人公になっていくためには，生徒自らが情報を発信することが大45切であり，そのために地理歴史科においてもコンピュータや情報通信ネットワークなどを積極的に活用するとともに，情報手段を主体的に活用できる学習の工夫が求められている。
chireki.txt	情報	その際，情報モラルの指導にも十分に留意する必要がある。

□□□各キーワードの出現回数□□□
ネットワーク	24
コンピュータ	6
情報	108
インターネット	8